幅広い知識をバランス良く学びます。

教養学科では、人文学(文学、外国語、美術史、哲学、宗教学など)、または 社会科学(アジア研究、経済学、歴史学、政治学、心理学、アメリカ研究など) のいずれかを選択し、その分野を中心に学びます。環境および人口問題、 人権、戦争と平和または道徳と倫理責任などのテーマを含んだ範囲まで学 習を広げることができます。教養学科の最大の強みはその柔軟性にあり、 学生自ら科目を組み合わせて独自のプログラムを創り出し、決められた枠 組みの中で目指す教育目標を達成していくことができます。

専攻 必修科目・要件

教養学科アドバイザー兼コーディネーター

TUJの教養学科では、学生が2つ以上の分野を組み合わせて独自のプログラムをつくることが可能です。それによって学生は、関心のある分野を探究しつつ、知識を統合し課題を解決し、学際的アプローチで物事を考えるための新たな方法を発見できるのです。主専攻として人文学もしくは社会科学の領域からいくつかの科目を選び、さらに学際的な選択科目も履修することで、学生は自身の興味を満足させ知的視野を拡大するテーマを探求できるだけでなく、特定の分野を深く、集中して掘り下げることも可能となります。そうした経験こそ企業への就職や大学院への進学の際に強みとなるでしょう。つまり教養学科は、学問的あるいはキャリア上での具体的な目標を持ち、その達成に向けたカリキュラムを自ら創出したいと考える学生にとって適した専攻と考えます。

 

教授インタビュー

教授インタビュー

履修例

必修科目の概要

 

注目のコース

最近追加された選択科目コース。

 ワインの化学
 世界の音楽と文化
 音の化学
 イッツ・ビッガー・ザン・ヒップホップ:ヒップホップをっ通じた人種・アイデンティティ観念の進化
 食文化
 近代日本の映像人類学
 デジタルマッピング:メルカトル図法からマッシュアップまで
 アフリカ系アメリ奇人、平等、法:武器か手段か
 グローバル・クライシス:権力、政治、時代の構造
 芸術の意味

卒業生の声

Umi Aoyama

青山 海

Umi Aoyama

就職先 : 東芝キヤリア株式会社

日本大学藤沢高等学校(神奈川県)卒業後、 本学Bridge Programを経て学部課程に入学。

海外の大学への進学を希望していましたが、安全面の心配などから断念。 日本にいながら米国の大学教育が受けられるTUJを選びました。オープン キャンパスでBridge Program出身の学生がイキイキと活躍する様子を見 て、英語力が足りない私でもしっかり勉強すれば大丈夫だというイメージが 持てました。最初、ジェネラル・エデュケーションで様々なクラスを履修する うち、自分の興味に応じて幅広い分野をバランスよく学べる教養学科に魅 力を感じて専攻を決心。美術史を専攻コンセントレーションとしつつ中国語、 アジア研究など多様なクラスを履修できる環境は、好奇心旺盛な私にはぴっ たりでした。おかげで広い視野を持つ人間になれたと思います。就職先は 海外営業を募集していた東芝キヤリアを選びました。この仕事を通じて、地 球環境に配慮したすばらしい製品をより多くのお客様に届けたいと思った ことも入社の理由です。TUJで培った異文化理解力を活かし、様々な国の お客様のニーズを把握して最適な商品を提案できる海外営業を目指します。

Hazuki Katayanagi

片柳 葉月

Hazuki Katayanagi

就職先: ヴイエムウェア株式会社

東京成徳大学高等学校(東京都)卒業後、本学学部課程に入学。

高校1年で1年間アメリカへ交換留学し、2年の夏に「高校生のためのTUJ サマーカレッジ」に参加してTUJを知りました。進学先としては日本の大学 も複数検討しましたが、最終的にTUJを選択。少人数で国際色豊かなクラ スや、そんな刺激的な環境下で実力と自信をつけている先輩たちが魅力 的だったからです。最初の1年間は主専攻を決めず、いろいろな授業を受 講してみて自分の学びたいことを探しました。その結果教養学科に決めた 理由は、自らの興味に基づいて柔軟なカリキュラム編成が可能だったこと。 美術史、哲学、経済学から中国語、アジア研究まで幅広く学ぶことができ、 また自由度が高い分、計画力や主体性も育むことができました。就職先は 外資系IT企業のヴイエムウェアです。面接のとき面接官と哲学の話で盛り 上がったのも、教養学部で得た知識によって会話の引き出しが豊富だっ たからこそ。それが今につながっています。TUJでの学びを生かしつつ、 今後はITコンサルタントとして研鑽を積んでいきたいと考えています。

Kotaro Kawasumi

川住 光太郎

Kotaro Kawasumi

就職先: 株式会社後藤回漕店

Westwind  Preparatory  Academy(アメリカ)卒業後、Glendale Community College(アメリカ)で学んだ後、本学学部課程に編入。

5年間のアメリカ留学を経てTUJに編入しましたが、学生と教授の距離が近く気兼ねなく質問できる環境とアメリカ現地大学と同じ授業スタイルが気に入りました。学生主体で、与えられた課題をこなすだけでなく、自ら考え、互いに話し合いながら理解を深め、授業を進めるスタイルは理解力だけでなく学習意欲も高まりました。ひとつの分野にこだわらず幅広い教養·知識を習得したいと考え教養学科を専攻し様々な観点から物事を捉えることを学びました。例えば日本製品をアメリカで売ることなど単純に思えることも、実は経済、文化、コミュニケーションなど多角的な視点から考えることが肝要と習得し、学んだ経験を現在も活用しています。海外勤務希望で採用された後藤回漕店で、コミュニケーション力や相手を理解しようとする探究心を活かしながら成長し、今後も多くの外国人に日本の文化を伝え、観光で来日したり、日本に住みたい外国人をサポートしていきたいです。