テンプル大学は、 アメリカ・ペンシルベニア州立の総合大学。その高水準の教育は高く評価されています。海外にもキャンパスネットワークを持ち留学も自由自在です。

留学が自由自在

アメリカ本校への留学

テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)では、すべての課程を日本で修了し、テンプル大学の学位を取得することが可能です。しかし、やはり海外キャンパスで勉強したい、という人も多いでしょう。アメリカ本校へ留学すると、日本にはない様々な専攻を選択できるのも魅力です。TUJからアメリカ本校への留学は、同じ大学内でのキャンパスの移動ですから難しい手続きなしに実現することができます。一定の期間(留学は1学期間より可能)本校で勉強して帰ってくる、そのまま本校で卒業する、また何度も行き来を繰り返すなど、選択肢は様々です。留学してからも本校のインターナショナル・オフィスがオリエンテーションを行い、現地での生活を応援してくれるので安心です。また、留学中から帰国後まで、TUJの就職部から就職活動の支援が得られることも、大きなメリットのひとつです。

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Fly to Philly Program(フライ・トゥフィリー・プログラム)

アメリカ本校留学にかかる1学期あたりの授業料を軽減。

「Fly to Philly Program(F2P)」は、日米両キャンパスでの履修を希望する学生の留学機会を拡大し利便性を向上させる目的で、2022年夏学期より導入された新制度です。以前はTUJの学生がアメリカ本校へ留学した場合は本校の学費が適用されていましたが、新制度下ではTUJの授業料がそのまま最長で1年間適用されます。TUJ学部課程で最低1学期間、一定の成績を修めれば誰でもこのプログラムに参加でき、秋学期または春学期からスタートできます。

本校留学体験談

佐藤 倫

アート学科

昌平高等学校(埼玉県)卒業後、本学学部課程に入学し、現在も在学中。
2024年春学期にアメリカ本校に留学
TUJ →アメリカ本校 →TUJ

アメリカ留学を決めた理由は、現代アートの本場で学びたかったからです。アメリカ本校の芸術・建築学部(Tyler School of Art and Architecture)はアメリカの大学のアート学部の中でもレベルが高く、ここでならアーティストを目指している自分が世界でどのくらいやっていけるのかを確かめられると思いました。また、Fly to Philly Programを利用すれば費用を抑えられる点も魅力でした。 まず留学して驚いたのは、フィラデルフィアにはアートがそこら中にあるということ。街中にはたくさんの壁画があり、美術館ではものすごい数のアート作品に出会えます。本校のアート専攻は種類も豊富で、機材の種類と量にも圧倒されました。同時に、「日本にはアートが足りない」と改めて実感できました。また、本校のキャンパスの大きさや学生の多さにも感銘を受けました。専攻ごとに建物があり、様々なバックグラウンドの学生や教授が良い刺激を与え合い、専門的に高め合える場となっています。生活面では、日本の外に出てみたことで、世界で起きていることに敏感になれたことや、日本がいかに安全な国かを理解できたことが収穫でした。この留学を通じて、アートや英語だけでなく、生きる術も含めて大きく成長していることを実感しています。

中嶋 奎太

コンピューターサイエンス学科

The Study in Colombo Sixth Form College(スリランカ)で学んだ後、本学学部課程に編入。
2022年春学期にアメリカ本校に留学。

幼少期からパソコンやIT技術について学ぶのが大好きだった私は、迷わずTUJでコンピューターサイエンス学科を専攻しました。

この学科は最初の2年をTUJで、後の2年を米国本校で学ぶ2+2プログラム※です。

コロナ禍で始まったTUJライフでしたが、オンライン学習は順調に進み、また先生方が学生からの質問を受ける時間である「Office Hours」に足しげく通うことで、自らの探求欲も満たすことができました。留学に必要な書類手続きなど敬遠しがちな面倒くさがり屋の私でも、TUJのスタッフのサポートによりスムーズに本校への留学を果たすことができました。授業とは一味違う、身になる学びを得られる「Office Hours」は、米国本校でも設定されています。本校には素晴らしい施設・設備が整っていて感動しました。図書館ひとつとってもスペースが広く、とにかく過ごしやすい環境です。仲間とわいわい行う物理の実験や、学生同士で自主的に勉強する「Study Session」などが最も印象に残っています。ほとんどの時間を学習に費やす中、インド人のルームメイトとお互いの文化について語り合ったり、一緒に料理したりしながら友情を育めたことも留学生活の大きな実りです。

Fly to Philly Programが設立されたことで経済的な負担が大きく減ったので、TUJの全学生に本校留学をお勧めしたいです。

※2024年秋学期から、コンピューターサイエンス学科の学生も、本校に留学することなくTUJで全コースを履修することが可能になりました。米国本校への留学費用の負担が軽減される「Fly to Philly Program(フライ・トゥ・フィリー・プログラム)English」を利用し、留学を組み合わせて卒業することも可能です。

ローマ校への留学

アメリカ本校だけでなく、希望の科目があればテンプル大学ローマキャンパスに行って学ぶことも選択肢のひとつです。ローマ校ではアート、心理学、政治学、建築、ビジネスのクラスおよびジェネラル・エデュケーションの一部も開講されています。

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ローマ校留学体験談

ベディ· エッカムジョットシン

国際ビジネス学科/経済学科専攻(ダブルメジャー)

St. Mary’s International School (東京都)卒業後、本学学部課程に入学。
2018年秋学期にアメリカ本校に留学し、2019年夏学期にローマ校に留学。

テンプル大学の3つのキャンパス(アメリカ本校、日本校、ローマ校)を簡単に行き来できると知り、日本校のTUJに入学しました。

日本のインターナショナルスクールで15年間培った経験や知識を活かせる外国に身を置き、現地の人や文化と触れ合いたいと思い留学を決めました。ローマ校は本校とは違い、留学のために作られたキャンパスゆえに学生は全員留学生で人数も常時300人程度なので必ず全学生と仲良くなれます。

ローマ校ではローマの歴史を勉強するために実際に街に出て建物や芸術作品を見る授業が恒例です。例えば、イタリア環境省で働く教授から学んだサステイナブルディベロップメント(持続可能な発展)の授業でもイタリアの歴史や現状へのより深い理解のための一環として街に出て学びましたが、教科書やインターネットでは体験できない新しい勉強法でした。

ローマ校は週休3日(金、土、日)です。私はその時間を利用してヨーロッパ諸国を旅しました。交通費も安く、3~4時間の移動で違う言語、文化を持ったまた別の国へ行くことができました。

このようなオフキャンパスの経験も含めて自身にとってローマへの留学は大きな財産となりました。留学できたからこそ今、将来の夢が明確になり、その夢に向かって努力しています。留学を通して視野が広がり、世界へ挑める気がしています。

交換留学提携校への留学とその他の留学プログラム

提携校を通じた交換留学で南米、ヨーロッパなどでも卒業に必要な単位を取ることができるので、卒業時期を遅らせることなく留学が可能です。さらに短期サマープログラムや、その他の留学プログラムも含めると留学先のオプションは世界中に広がります。テンプル大学は、他の大学には真似のできないグローバルな教育機会を提供し、アメリカ国内だけでなく世界各国の学生を魅了しています。

交換留学提携校への留学体験談

助川 哲

政治学科

大阪YMCA国際専門学校(大阪府)卒業後、本学学部課程に入学。
2023年秋学期にSciences Po Lyonに留学

TUJでは様々な国への留学の機会が準備されています。在学中にSciences Po Lyon(リヨン政治学院)への留学を決めた理由は、政治に特化した大学で学びながら、国連公用語のひとつで世界的に影響力のあるフランス語を話せるようになりたかったからです。また、デモやストライキがよく起こるフランスは、社会運動を観察するにはぴったりの国だと思いました。実際に、リヨン市内でも中東問題に関するデモ集会に多くの人が参加していて、海外ニュースへの関心の高さを感じました。フランス語を勉強したことが無かったのですが、CNNでのインターンシップなどを経て、さらに中東やヨーロッパの政治に関心が強まったので、中東諸国の政治を学ぶ大教室での授業の聴講にチャレンジしました。毎回、授業の復習をしていると、週を追うごとに内容が分かるようになり、レバノンからの留学生や教授のコメントも理解できるようになりました。自分の成長を実感しましたし、関心のある分野で活発な議論を聞けて、留学して良かったなと思いました。生活面では、ホストマザーとのコミュニケーションに初めは苦労しましたが、図書館で絵本を借りて語彙を増強して乗り越えました。「苦労は新しいことを学ぶチャンス」と捉えられたことで、毎日一歩ずつ前向きに生活することができました。留学を通じて新しいことに挑戦するハードルが下がったと感じますし、メンタルが強くなったと思います。

留学について、よくある質問

留学コーディネーター

Picture of アダラ・コーニー

アダラ・コーニー

Adara Coney

TUJでは、真の国際教育を受ける特別な機会があります。アメリカ本校やローマ校に加え、アジア研究学科の学生には韓国や台湾、政治学科や経済学科ではEU加盟国など、目的に応じてアメリカ本校のネットワークを活用した幅広い選択肢から留学先を選べるのもTUJの魅力です。留学は単に海外で学ぶ以上の価値があります。新しい言語の習得、異文化体験、多様な人々との出会い、そして世界観の拡大、これらすべてが留学によってもたらされます。その理想的なタイミングのひとつが大学時代でしょう。留学に興味があるけれど、どこから始めればいいかわからない場合は、遠慮なくご相談ください。TUJのアカデミック・アドバイザーやアメリカ本校の留学オフィスと連携し、奨学金情報や留学先での履修可能な授業など、きめ細かなサポートを提供しています。

 

国内外を問わず、他大学間との編入学も自由自在

アメリカの大学では、高校を出たばかりの若者にまじり、様々な年齢の人々が熱心に講義を受ける姿が見られます。TUJでは、「短大を卒業して社会に出た後で4年制大学卒の資格が欲しい」という人、「専門分野を強化して自分に付加価値をつけたい」という人、「現在所属している大学・短大から転学したい」という人など、多くの編入学生を受け入れています。TUJ入学前に他の大学で取得した単位を移行し、アメリカの大学で学び続けることができるのです。もし、今「なりたい自分と現実の自分」にギャップを感じたり、「自分にはもっと何かできるのではないか」と思うなら、TUJへの編入学を人生の選択肢のひとつに入れてください。

TUJへの編入学

TUJでは、日本国内・海外を問わず、大学・短期大学からの学生の編入を積極的に受け入れています。編入学試験は行わず、一般出願と同じく入学審査により合否が判定されます。

 編入学者の出身大学例

TUJから他の大学への編入学

「なりたい自分」になるために、ときにはTUJから他大学に編入学を考えなければならないこともあるでしょう。アメリカでは大学を移ることは珍しいことではありません。TUJが日本にありながら、他のアメリカの大学に編入学できるのは、アメリカ本校と同様、米国中部高等教育認定委員会 Englishに認定されているからです。この組織では、高等教育機関の「教育の質」を保証しており、数年ごとに審査を行い、水準に満たない場合は認定を取り消されることもあります。TUJでは、他大学に編入学後、再度アメリカ本校やジャパンキャンパスに再編入をして戻ってくるというケースも少なくありません

TUJに集まる留学生

TUJには、海外からジャパンキャンパスへ直接出願し卒業まで日本で過ごす「長期留学生」と、最短1学期から最長1年間留学をする「短期留学生」がいます。短期留学生は、アメリカ本校からはもちろんのこと、アメリカ全土の様々な大学から本校を経由して留学しています。

TUJから広がる「学び」と「将来」

TUJは、グローバルな教育システムを提供しています。アメリカ本校と同じ単位を日本にいながら取得できる他、それら単位はカナダを含む北米のほとんどの大学で編入単位として認められます。また、文部科学省より外国大学の日本校として指定されているため、日本の大学との単位互換や日本の大学院への進学も可能です。TUJでは、大学学部課程以外にも、世界的に定評のあるマネジメント修士プログラムをはじめ、ロースクール、大学院教育学研究科の3つの大学院があり、どれもアメリカ本校の教育をそのまま日本で実現しています。

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