企業、銀行、政府機関、省庁、国際機関における 経済アナリストなどのキャリアに備えます。
政治学、国際関係学、地域研究、歴史、法律に深さと複雑さをもたらす厳密 な分析手法を提供します。市場、消費者行動、政府の役割、経済発展、富の 創造、経済および財政政策の基礎について学びます。シニア・セミナーでは、 アジアと世界経済の文脈で、日本などの国の経験に焦点を当てます。
経済学科主任
経済学科では、個人や企業、政府が、時間・土地・労働力・技術・天然資源などのリソースの制約を踏まえ,満足感・利益・生産・成長を最大化するための意思決定において、国内および国際レベルでどう相互に影響を及ぼしあうかを学びます。経済モデルとは、生産、成長、貿易などについて分析し、コストの最小化やインフレ、失業、景気後退、課税率、国際債務といった経済問題を解決するための手法や政策を開発するものです。経済学者が研究・開発した経済モデルは、ビジネス、金融、政治、政治経済学、国際関係などの分野において、国内・国際レベルの意思決定に数多く利用されています。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアからの学生が多いアート学科では、ディスカッションだけではなく、作品を通して文化や考え方をコミュニケーションする術を学び、お互いの作品を評価し合うことで、生活上での文化の重要性や、社会の中でアーティストが担っている責任について学べるようになっています。
経済学はかなりテクニカルな学問であり、上級レベルでは数学と統計学に精通している必要があります。しかし、そのようにして得られた専門的知識によって経済学者は、企業、銀行、公共機関、国の最高レベルにおいて有能な管理者やプロジェクトマネージャーとして機能し、複雑な問題の解決を解決し、意思決定を行うことが可能となるのです。
履修例
必修科目の概要
注目科目
最近追加された選択科目
経済における女性
金融経済学
エネルギー/エコロジー/経済
行動経済学
スポーツ経済学
学生インタビュー
卒業生の声
田代 凌大
就職先: S&P Global
千葉英和高等学校(千葉県)卒業後、本学学部課程に入学。
経済学を専攻した理由は、数字に強いという自分の長所を活かして働きたいと考えたからです。TUJの授業では国の政策の影響を経済の点から考えたり、デモ取引を行って投資レポートを作成するなど、実例や体験を通して学ぶ機会が多かったので、経済の基礎から応用までをしっかり理解しながら、幅広い知識を身につけることができました。講義中は、学生は受け身ではなく、積極的に発言し、教授とのコミュニケーションを重ねました。就職先にはデータベンダーのS&P Globalを選びました。入社後も働きながら現場で学ぶプログラムが用意されており、TUJで学んだ知識をさらに応用できる環境が整っています。現在は新規営業部に在籍し、顧客企業が自社に抱えるデータを最適な形で活用できるよう、企業分析などを通して様々な提案を行っています。お客様の役に立つデータを提供することで、国が豊かになるよう貢献していきたいと思っています。
福田 源希
副専攻: ジェネラルビジネス
就職先 : PwCコンサルティング合同会社
神戸市立科学技術高等学校( 兵庫県)卒業。Skagit Valley College(アメリカ)で学んだ後、本学学部課程に編入。
TUJ入学後に報道・ジャーナリズムに興味が芽生え、CNN東京支局のインターンに応募しました。小さな支局のため、インターンでもテープ起こし、翻訳、ファクトチェック、アポ取りから実際の取材、執筆まであらゆる業務を担当します。記者 の出張や撮影のための段取り、準備のリサーチもたくさんやりました。記者会見などを見て要点をメモし、正確に英訳することをはじめ、情報の裏付けを取る作業では、緊張しながら警察庁に電話したり、某団体のメンバーに有罪判決が下りたときは代表者に電話でコメントを求めたりしたことも。自分の小さなミスが大問題に発展してしまうこともあるので、いつも緊張感をもって仕事にあたりました。何より嬉しかったのは、自分の書いた原稿がCNNのサイトで公開されたときです。電話取材した内容を一日で仕上げ、上司に編集してもらい、必要な手続きをすべて終わらせて発表できました。すばらしいメンターに導かれたCNNでのインターンシップは、メディアで働くことに興味があった私にとって非常に勉強になる経験でした。このスキルをさらに発展させ、将来は世界で活躍できるジャーナリストになりたいと思います。
齋藤 優成
就職先: ソフトバンク株式会社
インターンシップ先 : タリスマン株式会社、Navagis Inc.
駒澤大学高等学校(東京都)卒業後、本学Bridge Programを経て本学学部課程に入学。
高校時代、スポーツビジネス界を目指して本場アメリカへの進学を志したものの、英語力や経済的負担の問題から悩んでいたときTUJに出会いました。夢の実現に向けて本当は米国本校でスポーツ・レクリエーションマネジメントを専攻したかったのですが、コロナ禍で渡米が不可能になり、やむなく経済学を選択。最初は不本意でしたが今は後悔していません。多様な経済問題を多様なクラスメイトと議論することで自分の視野の狭さに気づき、物事を多角的に観られるようになったからです。また、必修科目が相対的に少ないため選択科目で他学科の授業を受けたり、複数のインターンシップを経験する余裕もありました。就職先のソフトバンクは、大企業でありながら社員のチャレンジ精神を歓迎する雰囲気が自分とマッチしました。留学断念は悔しい思い出ですが、「そのおかげでこの会社と縁ができ、今の自分がある」と言えるように努力していきたいです。こんな前向きな思考ができるようになったこと自体、TUJで得た大きな学びのひとつです。
藤井 識至
就職先: メットライフ生命保険株式会社
城北埼玉高等学校(埼玉県)卒業後、本学Academic English Program, Bridge Programを経て学部課程に入学。
TUJでは語学力の向上が叶うのはもちろん、多種多様な人々と接することにより新たな価値観や考え方を得る機会が多いため国際的な仕事を望む人にはお勧めです。私の友人の多くは志が高く真面目な学生だったので勉強に対する高いモチベーションを維持することができました。国際関係学科と経済学科の間で主専攻を迷いましたが、両学科の基礎コースを実際に受けた後、将来金融関係の会社に勤めたいという目標に向けて主専攻に経済学科、副専攻に政治学科を選びました。平均3回ほどのテストを課すクラスが多く、また内容も難しく毎授業ミニテストを実施するハードなクラスもありました。そのため膨大な量の課題を時間内に処理し成果を上げるためのタイムマネジメントスキルが培われ、現在のメットライフ生命での仕事にも役立っています。アメリカ本校留学中に開催されたキャリアフォーラムで内定を預けたこの会社でTUJで学んだ粘り強さと継続することの大切さを忘れずにステップアップしていきたいです。