国公立高等学校卒業見込者を対象とした給付型奨学金
最大5年間(10学期)を期限とし、テンプル大学ジャパンキャンパスでの学費・諸費用全額(出願料を除く)が給付されます。この奨学金は給付型で、返済不要です。
※本奨学金には、オプションとして以下の学費・諸費用が含まれます。
- テンプル大学アメリカ本校(ペンシルベニア州フィラデルフィア)への最長2学期間の留学
- テンプル大学ジャパンキャンパス学部課程への条件付き入学であるBridge Program

テンプル大学ジャパンキャンパス(Temple University, Japan Campus、以下「TUJ」)は米国ペンシルベニア州立テンプル大学の日本校です。1982年に日本初の海外大学のキャンパスとして東京に開校し、2005年2月に文部科学省より「外国大学の日本校」として指定された、初めての外国の大学です。日本にある外国大学の中で最も長い歴史があり、最大規模の学生数およびプログラム数を有します。学部課程のほか、大学院課程(大学院教育学研究科、ロースクール、マネジメント修士)及び、学位取得を目的としないアカデミック・イングリッシュ・プログラム、生涯教育プログラムで学ぶ世界約か国・地域からの学生と、企業内教育プログラムや英語研修プログラムの受講生をあわせて約人が学んでいます。2025年春には、TUJ京都がオープンしました。
専攻学科
アート学科/アジア研究学科/観光・ホスピタリティ・イベントマネジメント学科/教養学科/経済学科/国際関係学科/国際ビジネス学科/コミュニケーション学科/コンピューターサイエンス学科/心理研究学科/政治学科/日本語学科
「持田・ストロナク全額奨学金」は、テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)を志望する、国公立高等学校に在籍する日本人高校生を対象とした奨学金です。持田昌典氏が個人としてテンプル大学に行った450万ドルの寄付により設立されました。持田氏は2001年にゴールドマン・サックス証券株式会社代表取締役社長に就任し、20年以上にわたり同社を牽引した後、2023年12月に同社を退社。この奨学金の創設は持田氏とTUJ名誉学長のブルース・ストロナク氏の友情と、日本の若者が優れたグローバル教育を受け、世界で活躍するリーダーになって欲しいという二人の願いによって実現しました。
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テンプル大学ジャパンキャンパスが「持田・ストロナク全額奨学金」を創設 ゴールドマン・サックス証券持田社長が450万ドル(約5億円)を寄付 (2021年9月9日)
TUJ 名誉学長ブルース・ストロナク氏よりメッセージ
未来の日本を背負う若きリーダー達には、質の高い教育を受ける機会が与えられるべきです。40 年以上に渡り持田氏と私は英語教育を通じて交流を育み、その交流と教育は両者を成功に導きました。持田氏はゴールドマン・サックス証券株式会社日本法人代表取締役社長として長年に渡り活躍し、私は横浜市立大学学長そしてテンプル大学ジャパンキャンパスの学長を務めました。この奨学金により、志を持つ若者たちが現在置かれた環境や経済状況にかかわらず、テンプル大学での国際的な教育を通じて持田氏の足跡を辿り、未来のグローバルリーダーへの道を歩むことを期待しています。

テンプル大学ジャパンキャンパス 名誉学長
ブルース・ストロナク
持田・ストロナク全額奨学金を授与した学生の声

第一期奨学生 柴戸 幸宏さん
「この奨学金がなければ私がテンプル大学に進学することは不可能だったと思います。そんな機会を与えてくださった持田さんの寛大さと優しさに心から感謝し、将来は社会貢献という形で恩返しができるよう、夢と目標に向かってしっかり勉強して自身を高めていきたいと思います。」
募集要項
概要
- 入学時期:2026年夏学期(5月下旬開始)
- 募集人員:毎年若干名
応募資格
下記を全て満たす者
1.TUJ に学士号取得目的として入学を希望し、出願時に国内の国公立高等学校を卒業見込みであること
2.日本国籍を有すること
3.下表の TUJ 大学学部課程への出願資格を満たしていること
出願資格 | ||
---|---|---|
学業成績 | 学業面で優れた成績を収め、学業成長に対し高い意欲を持つ者であること。 参照:2023-2024アカデミックイヤー合格者平均GPA 3.34 (4.0段階評価 ) |
|
英語能力 |
下記のいずれかのテストスコアを満たしていること |
|
正規入学 |
条件付き(Bridge Program)入学(※3) |
注記:
※3. 上記に提示している条件付き(Bridge Program)入学の必要スコアは、東京のTUJでスタートする場合にのみ適用。TUJ京都スタート希望の場合は、異なるスコア基準が適用されます。
※4. 本学で実施しているTOEFL ITP® Test(学内実施)のみ有効
応募方法
大学学部課程の出願手続きを完了し、下記表に示された応募書類を提出してください。
応募書類 | 備考 | 提出方法 |
---|---|---|
出願書類 | 応募締切日までに本学への出願書類を全てご提出ください。 |
出願方法と提出書類 をご参照ください。 注意:Common Application Formで出願をお考えの方は事前にお問い合わせください。 |
持田・ストロナク全額奨学金申込書 (英文) | 専用の申込書に、自身の教育目標(志望理由)とその目標を達成するために本奨学金がどのように役立つのかについて英文でお書きください。 | オンライン出願フォームの「Scholarship Information」欄に、「Mochida-Stronach Scholarship」という題名で応募理由(英文タイプ)を作成し、Word DocumentまたはPDFでアップロードしてください。 |
推薦状(英文) | 3通(最大) 推薦書には推薦理由(入学意欲および勉学に対する適性等)をお書きください。規定の書式はありません。 |
オンライン出願フォームの「Scholarship Information」欄より、推薦者情報を登録してください。推薦者が直接、推薦状を提出することができます。 |
その他の補足書類(任意) | 2種類(最大) 各種表彰状のコピー、その他の証書など、本奨学金応募にあたり自己アピールできる補足書類 |
PDFまたはWord Documentで作成した推薦状をac@tuj.temple.edu 宛にe-mailで送信してください。 |
入学審査と奨学金の選考は別々に行われます。入学審査結果は出願手続きが完了後、 通常4 週間程度で Email で通知します。
応募受付期間
2025年4月1日(火)~2025年10月15日(水)17時(必着)
10月15日(水)17時までに、全ての応募書類が本学に到着するようご準備ください。
選考方法
選考委員会において書類選考と面接試験(書類選考合格者のみ)を行い、採用を決定します。書類選考不合格者への通知は行いません。
結果発表
12月中旬に採否を決定し、Emailにて本人に通知します。
持田・ストロナク全額奨学金に関する諸条件
本奨学金を受ける場合、下記の条件を満たす必要があります。
- 本奨学金受給者は、秋学期と春学期の両学期にフルタイム(12-18単位)で受講すること。
- 夏学期の受講は任意。夏学期に科目登録する場合、フルタイム(9-18単位)で受講すれば本奨学金が給付される。
- 毎年春学期終了後、学業成績の平均(GPA)が 2.0以上であること。春学期終了時の GPAが 2.0未満の場合は、本奨学金の給付を停止する。また、GPAが回復すれば本奨学金は再開始されるものとする。
- 如何なる理由においても、給付期間中の秋学期と春学期の両学期にフルタイムで受講しない場合は本奨学金を停止する。
- 本奨学金を用いてのアメリカ本校およびTUJが承認した交換留学提携大学への留学は、秋学期または春学期のみとし、2学期間の留学を希望する場合は、連続した学期とする。留学期間中もフルタイムで受講すること。
- 本奨学金受給者が本奨学金の給付期限内に卒業しなかった場合、残りの学費は自己負担とする。
- 本奨学金の給付期間中にテンプル大学を退学、もしくは、他大学に編入した場合、本奨学金の給付をただちに停止する。
- 本奨学金受給者の大学の広報活動(例:インタビュー、写真撮影、広報資料やウェブサイトへの掲載など)への協力を必須条件とする。
入学条件、大学生活、奨学金などの詳細情報は資料請求にて

大学学部課程パンフレット / 大学学部課程募集要項 / 奨学金情報 / 学科情報 / その他オープンキャンパス情報など
テンプル大学ジャパンキャンパス アドミッション・カウンセリング
- 住所: 〒154-0004 東京都世田谷区太子堂1-14-29(アクセス)
- E-mail: ac@tuj.temple.edu
- Tel: 0120-86-1026(フリーダイヤル)
- Fax: 03-5443-4823
- 電話受付時間: 平日9:00~17:30(日本時間)※土日祝休み