Okke Mahendrata(アート学科専攻)

インドネシア

Okke Mahendrata(アート学科専攻)

TUJに入学してからどれくらい経ちますか?

4年です。今年の夏に卒業します。

TUJを選んだ理由は何ですか?

入学当初はアメリカ本校にいずれ編入するものだと思っていましたが、日本での生活があまりにも快適なってしまいました。テンプル大学はイタリアやアメリカでの留学など、素晴らしい機会を提供していますが、結局日本に戻るという選択肢を取りました。自分がキャリアを構築していきたいのはこの街(東京)です。

なぜ日本でモーショングラフィックスをすることに興味があるのですか?

モーショングラフィックスの市場が日本では巨大だからです。日本のモーショングラフィックス業界での経験があれば、どこに行っても評価が上がります。

TUJでの大学生活であなたが最も好きなことは何ですか?

これは難しい質問ですね。というのも、答えがたくさんあるからです。他の大学では、すごく「日本的」だと感じることがありますが、TUJには国際的な雰囲気があります。例えば、他の大学のアートの講義では、学生はお互いの作品について真に迫る感想や批評を行うことはありません。日本の文化的土壌のせいなのかもしれませんが、学生たちは講義中は静かにしています。逆に、TUJには本物の国際的な文化があります。それがTUJが他と一番異なる部分で、一番好きなところです。

日本に居続けたいと思うのはなぜですか?快適さや魅力を感じさせるのは何でしょうか?

そうですね、日本には他者に否定的だったり妬んだりする人(Haters) がいないということでしょうか。やりたいことはだいたい何でもできますし、好きなものを着ることができます。それで批判されることはありません。自分の熱意や大好きなことを表現しても「なんで、そんなことするの?」と聞かれることはありません。ここは自分を表現するための自由で溢れています。それがこの国に対して抱いた印象です。

インドネシアとは事情が異なるのでしょうか?

はい。インドネシアでは人はいつも他人のことについてあれこれ言っています。あの人はこんな服を着ているだとか、こんな車に乗っているとだか。5年間ここに住んでいますが、そのような事を気にかける必要が無くなっていたことに気が付きました。

TUJで印象に残っていることを教えてください

今まで4年間TUJで学んできましたが、素晴らしい思い出がいくつもあります。テンプル大学は日本で学ぶ機会だけではなく、イタリアのローマ校やアメリカ本校での貴重な経験も与えてくれました。個人の思い出という意味でも、そしてプロフェッショナル面においても、本当に素晴らしい経験をさせてもらいました。

新入生にアドバイスがあれば教えてください

東京での生活を楽しんでください。大都市で暮らすとストレスが溜まると言う人もいて、実際それが当てはまる場合もあります。だけど、ここには素晴らしいチャンスがたくさんあります。東京と日本は本当に素晴らしいものをあなたにたくさん見せてくれますよ。

卒業後のプランを教えてください

1年から2年ほどモーショングラフィックスのビジネスに身を置くつもりでいます。その後のことはまだわかりません。もしかすると新しいことを始めているかもしれませんし。自分のスタジオを立ち上げてるのもいいかもしれません。