日本の新卒就職活動は特定の時期に一斉に行われます。多くの企業がまとまった人数の新卒学生を採用するスタイルは日本独特のもので、特に欧米の採用スタイルとは大きく異なります。この採用活動の対象となるのは多くの場合「新卒」のみです。
ここでは、日本の新卒就職活動の特徴、時期、基本的な流れ、そして必要な書類について学びます。
就職活動の時期
「いつ就職活動をすればいいのか？」を知るためにも、まずは自分がいつ卒業するのかをしっかりと把握してください。「TUJでは卒業の時期が年に３回ありますが、一般的には卒業年の翌年の新卒として活動するケースが多いです。例えば２０２４年内に卒業予定であれば、２０２５年新卒（２０２５年４月１日入社）として活動します。この場合、本格的な就職活動は２０２４年３月頃より始めますが、最近は早期選考を行う企業も多いため、２０２４年１月頃より志望先をリサーチするなど準備を始めることを推奨しています。（企業によっては２０２３年内に２０２５新卒に向けたインターンシップや早期選考を実施したケースもあります。）一方、特に夏学期、冬学期卒業を予定している学生は、翌々年の新卒として活動するケースもあります。例えば、２０２４年夏・秋学期卒業で、２０２６年新卒（２０２６年４月１日入社）として就職活動を行います。就職の年度に関しては、学業と就職活動の両立やその他の状況にあわせて個別に計画する必要があります。早めに就職部に相談することをお勧めします。