非正規学生とは今まで正式な入学許可が下りていない方を指します。
プログラムでのクラス受講が初めてで、引き続きの受講を検討されている方が対象となります。今後の進路を決めるにあたり、非正規入学の制度を利用してカリキュラムや教員等、プログラムついての知識を得ることができます。
正式入学までに9単位までを取得することができますが、非正規学生のまま9単位以上(10単位目)を登録することはできません。引き続きコースを受講するためには、9単位目のクラスが終了するまでに正規学生への入学手続きが必要になります。
通常、正規入学の前に受講した単位(9単位まで)は3年以内であれば正規入学後、修士課程の必要単位として認められます。
非正規学生の期間を経てからの入学
非正規で入学し、大学院のクラスをいくつか受講した後に正規入学をする利点としては、大学院に臨むにあたりカリキュラムや教員について知る好機となり、正規入学をするかどうか決める上でより適切な判断ができることが挙げられます。
また、仮に学部時の成績が入学基準を満たしていなかった場合であっても、非正規入学をし、クラスを受講していればその成績が入学判定時に考慮されます。入学に必要な推薦状についても、非正規入学時に受講したクラスの担当教授にお願いすることが可能です。
更に、修士課程修了に4年以上必要になることが見込まれる場合は、正規入学を遅らせることで、正式なプログラムへの入学日が実際に初めてコースを受講した日ではなく(非正規入学生として)、正規入学をした日からの換算となり、そのことにより4年以上の時間をかけて学位取得に向けて取り組めるようになります。