教育学研究科修士課程はTESOLを軸とし、英語を母国語としない人に英語を教えている教員を主に対象としています。第二言語または外国語として英語を教える実践的な英語教授法と、その背景にある理論を学ぶ大学院課程のプログラムです。1982年の開設以来、約1,700名に修士号が、約200名に博士号が授与されています。

本校(フィラデルフィア)と日本校における修士課程  

TESOLプログラムはアメリカ本校と日本校で開講されており、どちらでプログラムを修了しても、米国中部高等教育認定委員会認定校であり国際的にも高く評価されているテンプル大学から学位を授与されることとなります。
日本校は教育学研究科修士課程および博士課程を含む教育機関として、文部科学省より外国大学の日本校の指定を受けています。

熱心な教授陣と意欲ある学生

国際的にも経験豊かで高名な教授陣が教鞭を執る中で、意欲に満ち、経験豊富なクラスメートと共に学べる環境が整っています。
卒業後は、テンプル大学ジャパンキャンパス及びアメリカ本校の卒業生から成るネットワークの会員となり、また日本を含めた世界中のTESOLコミュニティに属することになります。

柔軟なプログラムとスケジュール

入学時期は1年に3回(1月、5月、9月)あり、プログラム開始条件を満たしていれば、希望する入学時期にプログラムを開始することができます。
また、正規学生になる前に9単位まで単位を取得することができ、その単位は入学後、修士課程の必要単位として認められます。
柔軟なプログラム構成により、1年間~4年間で修士課程を修了できます。
2024年秋学期より従来の対面授業に加え、オンライン授業を開講します。学生は(i)東京キャンパスでの対面授業、(ii)日本のみならず世界中どこからでも受講可能なオンライン授業、(iii)対面授業とオンライン授業のコンビネーション、のいずれかを選択できるようになります。ライフスタイルに合わせた学習方法を選択することで学びの機会も増え、今まで以上に学習の可能性を広げることができます。
ほとんどのオンライン授業はリアルタイムで行われますが、以下の3コースはフィラデルフィアの本校の講義をオンデマンドで提供します。グローバルな視点で多様な教育の在り方を学べる今までにない学習形態となります。

  1. TESL 5613 Multilingual Students’ Literacy Development;
  2. TESL 5614 Current Approaches to Teaching English Language Learners; and
  3. TESL 5616 Designing Assessment and Curriculum for Multilingual Students.

特別講義シリーズ

テンプル大学ジャパンキャンパスでは国際的に活躍する専門家を招聘して、TESOLや応用言語学、第二言語習得に関する様々な講義を行う特別講義シリーズを定期的に開催しています。

最新の教授法の知識を深め、質の高い研究や授業のための技術向上に役立つ講義が受けられます。