日本の障がい児支援チャリティ団体主催の”イノベーティブ・マーケティング・アワード”開催 — 最終選考会でTUJ学生、卒業生がプレゼン

テンプル大学ジャパンキャンパス (東京都港区/学長ブルース・ストロナク/TUJ)で7月7日、「2017 イノベーティブ・マーケティング・アワード(IMA)」最終選考会が行われました。国内外出身の一流ビジネスパーソンたちによる審査の結果、モハメッド・エルワギーさん(国際ビジネス学科3年/エジプト出身)、アンドレア・カッタネオさん(経済学科・心理学科同時専攻1年/イタリア出身)、ハンズラ・サリーミさん(国際関係学科2年/パキスタン出身)のチームが最優秀賞に選ばれました。

今回初の試みであるIMAは「国際賛助会(FCSC:Foreign Community Supporting Committee)」の主催のもと、TUJの学長室、教職員との連携により開催されました。来年60周年を迎えるFCSCは、日本在住の外国のビジネスパーソンや、各国の在日大使らによって構成されているボランティア組織で、チャリティーイベントやファンドレイジング(資金調達)を通して、YMCAの推進する障がい児支援プログラム(CCP: Challenged Children Program)を支えています。FCSC代表の金子みどり氏がTUJの理事会メンバーの代表も務めていることから、今回TUJでのIMA開催が実現しました。

2017イノベーティブ・マーケティング・アワード最優秀賞受賞チーム

今回のテーマは 「革新的なマーケティング・プラン」提案であり、TUJの学生、卒業生を募集対象にコンペが企画されました。エントリーの条件は①1チーム3人以上、②最低1人は学部生、③TUJ教職員が監修にあたること、などで、結果6組が参加を表明しました。リサーチやワークショップを重ねてプランを練り、6月末の予選を通過した2組のTUJ学生、卒業生チームが最終選考会のプレゼンテーションに臨みました。

IMA最終選考会当日はFCSC、YMCAから7人の審査員を迎え、それぞれのチームによる15分間のプレゼンテーションの後、15分間の質疑応答が行われました。2組は持ち時間いっぱいを使って、マーケティング・プランの肝であるターゲット、ファンドレイジングの手法・仕組み、コミュニケーション戦略、資金調達の達成規模の見込み、それに関わる概算コストについて、丁寧に説明しました。

最優秀賞を獲得したのは、インターナショナル・スクールや日本の学校関係者、PTAとの連携を活用するプランを提案したチームで、リーダーのエルワギーさんは受賞の感想を「最高に嬉しい!」と語っています。エルワギーさんは10年前に家族と来日し、大学進学を決める際、日本でアメリカの大学の学位が取得できるTUJを選び、家族の帰国後も日本に残って勉強を続けてきました。今回のIMAエントリーでは、カッタネオさんが主に財務面のプランニングを担当し、サリーミさんがIT面やリサーチを担当してマーケティング・プランを練り上げました。

2017イノベーティブ・マーケティング・アワード優秀賞受賞チーム

優秀賞は、ヴァン・ハ・”ノア”・ウィンさん(2017年卒業 アート学科/IT企業勤務/ベトナム出身)、メラニー・スウィーニーさん(2016年卒業 日本語学科/IT企業勤務/アメリカ出身)、石井晶子さん(経済学科4年/千葉県出身)の在学生、卒業生チームが獲得しました。オンラインショッピングのポイント制度を活用したプランで、エネルギッシュなプレゼンテーションを展開しました。

「大変な接戦だった」との講評どおり、審査に立ち会ったFCSCメンバーは、提案のクオリティーの高さを評し、「将来的にどちらの案もぜひ活用していきたい」とコメントしています。