テンプル大学ジャパンキャンパスが大学での多様な体験を象徴する学生ラウンジ「The Parliament」を新設

この秋学期、テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は学内に学生ラウンジ「The “Parliament” Student Lounge」を新設しました。この学生ラウンジは麻布校舎の1階にオープンしたもので、TUJの学生数増加にともなって実施されている、昨年暮れからのリノベーション・プロジェクトの一環として開設されました。「このラウンジのインテリア・デザインは、TUJで得られる体験の多様性を象徴しています。TUJでの体験はグローバルであり多様性を持ちながらも、学生・教職員の間で共有される体験としては”一つ”なのです」と、デザインを手がけた学部課程でグラフィック・デザインを教える非常勤講師イアン・ライナムは語っています。ラウンジはイベントや講義の開催にも利用される予定です。

このラウンジの目玉の一つは、アート学科4年のヴァン・ウィンさんがデザインした横8m×縦2.5mのフクロウをモチーフにした壁画です。この作品は、6月にTUJの全学生、教職員を対象に実施したデザイン・コンペで選ばれました。

「私はTUJと(フィラデルフィアの)本校に共通しているもの、『フクロウ』を基調としたデザインを考えました」とウィンさんは壁画の主題について話しています。コンペの応募条件の一つは、フィラデルフィア本校の有名な壁画イメージを反映するだけなく、TUJのある日本を同時に連想させることというものでした。

「テンプル大学の学生は自分たちをフクロウ(Owls)と呼びますが、すべてのフクロウが同じではありません。私はTUJらしいフクロウを描きたかったので、装飾に折り紙のパターンを採りいれました。背景には、青空に浮かぶ東京とフィラデルフィアの高層ビルのシルエットを模し、2つのキャンパスの繋がりを表現しました)とウィンさんは語ります。彼女は2014年のTUJホリデーカード・デザイン・コンペでも最優秀賞を受賞しています。

写真:Parliamentにて、ウィンさんとイアン・ライナム
ウィンさんと非常勤講師(グラフィック・デザイン)イアン・ライナム(左) (Copyright © 2016 Michael Holmes Photo)

東京周辺を拠点とする著名な多国籍企業のオフィス・デザインを数多く手掛けた経験を持つイアン・ライナムは、このラウンジの名付け親として、またデザインについてさらに語ります:

「この”Parliament”という名前を思いついたのは、群れをなした鳥には特別な呼称があって、フクロウの場合、英語では”a parliament of owls” (フクロウの群れ)と呼ばれることからです(他の例ではa flock of seagulls (カモメの一群)やa murder of crows(カラスの群れ)など)。ラウンジ全体のデザイン・コンセプトには、さまざまな要素が組み込まれています。学生のヴァン・ハ・”ノア”・ウィンさんによる壁画デザイン、テンプル大学のロゴを印したカーペット、さまざまなスケールで再現したテンプル大学のブランディング要素の一部であり擬態と知識の伝達を表すハーフトーン模様、そして世界の国旗を並べた壁です」