テンプル大学ジャパンキャンパス学部課程の学生数、2001年比で2倍に

2008年9月19日

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長ブルース・ストロナク)(以下テンプルジャパン)の学部課程2008年秋学期(9月)の学生数が850人となり、2001年同期の425人から倍増した。

テンプルジャパンの学生数は2004年まではほぼ横ばいまたは微増であったが、2005~2007年は二桁の増加が続き、2008年度は800人を大きく超えた(表1)。この直接的な要因としては、2005年2月に文部科学省から外国大学日本校として第一号の指定を受けたことが挙げられる。この指定により、外国人学生の留学ビザの在留資格申請が可能になったことから、特に欧米系の留学生が増加した。外国人学生と日本人学生の比率はほぼ半々、外国人の国籍も米国を筆頭に50カ国・地域以上と多様であり、なかでも欧米系が3分の1を占めるのが特徴である(表2)。

外国人学生数の大幅増加の間接的な要因としては、海外における日本の社会文化に対する興味が飛躍的に拡大・深化していることも挙げられよう。かつてのフジヤマ・ゲイシャに代わり、Mangaやアニメが注目されるようになって久しいが、最近では音楽やドラマも含めたさらに幅広い日本のポップカルチャーが、驚くほど世界の若者に浸透している。こうした「クールジャパン」に興味をもった外国人学生にとって、そのポップカルチャーを体現する世代の日本人学生と机を並べて、しかも英語(多くの場合、母国語または第一外国語)で勉強でき、さらに米国大学の学位を取得できるという環境の整った大学は大きな魅力であると思われる。

日本人学生数も増加しているが、その理由の一部は、米国本校や海外の大学へ編入せずテンプルジャパンにとどまる学生が増えていることにある。日本人学生にとって、テンプルジャパンは外国留学の門戸となるだけなく、日本を離れなくてもグローバルな環境で学べる点が評価を得ていると考えられる。

さらに大きな背景には、テンプルジャパンが1982年の開校以来一貫して提供してきた、米国本校と同じ質の高いアメリカンスタイルの大学教育が、近年の日本の社会情勢の変化によって再評価を受けていることがあろう。テンプルジャパンでは、今後も日本で真にグローバルな教育環境を提供し、日本の高等教育界の国際化に寄与したいと考えている。

(表1)

テンプルジャパンの学部課程学生数の推移
(いずれも秋学期・カッコ内は対前年比)
2001年 425
2002年 446 (+4.9%)
2003年 484 (+8.5%)
2004年 496 (+2.5%)
2005年 575 (+15.9%)
2006年 678 (+17.9%)
2007年 778 (+14.8%)
2008年 850 (+9.3%)

(表2)

2008年秋学期における学部学生の国籍別割合
日本 52%
アメリカ・カナダ 31%
中国・台湾・韓国 5%
ヨーロッパ 3%
その他 9%