台湾国立政治大学 経営修士課程(MBA)在籍中

楽野鷹輝 — 2010 Bachelor of Business Administration

当時のキャンパスはどこ?

麻布、三田

学生時代いちばん思い出に残っていることは?

学生時代にクラブ活動、生徒会活動、ボランティア等多くの事をさせて頂きましたが、私の中で一番思い出に残っているのは、授業で使用する教科書を書店で購入した時のことです。大学入学以前は、日本にあるごく一般の高等学校に通っていた自分にとって、本の厚みと英語が所狭しと書かれているページを見た瞬間の絶望感は凄まじいものでした。

クラスメートに遅れを取らないようにと、何回も読んでボロボロになり、ページの脇には日本語訳がビッシリ書かれている教科書は、今も大事に保管してあります。

TUJで学んだことは、あなたのキャリアや人生一般にどのように役立っている?

慣れない英語、焦り、忙しい学生生活は、どんな状況でも頑張れる忍耐力を鍛える最高の環境であったと考えています。卒業後は台湾へ留学し、現地での仕事にも携わらせて頂きましたが、TUJでの学生生活のお陰であまりプレッシャーを感じることなく、何事も落ち着いて対処出来るようになりました。

また、TUJ入学以前は海外の人は特別で自分とは違うという考えを持っていましたが、多くの海外の学生、教授、スタッフの方々と触れ合っていく中で自分自身の見えない壁を取り払う事が出来ました。

あなたの在籍時代と比べて今のTUJは変わった?あるいは変わっていない?

2009年の武蔵大学との教育・学術提携は深く印象に残っています。また、在校生、卒業生が企業及び地域コミュニティで活躍し、高い評価を得ていると耳にしています。今年の夏に訪ねた際には在校していた頃の2倍以上のインターンシップ、求人広告が張り出されているのを見て、驚きました。

TUJの将来についてどう占う?

ビジネスの国際化により、言語だけでなく、国際性、多様な価値観を養った人材が益々重宝されていくと考えています。今後TUJの学部、学生数の増加に伴い、国内外問わず優秀な人材を輩出していく大学であり続けていくと信じています。

TUJの更なる発展を期待しています。

(2012年12月掲載)