テンプル大学ジャパンキャンパス 入口にて。TUJの学生と談笑する昭和女子大学の学生。

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長:マシュー・ウィルソン、以下TUJ)のマネジメント修士(MiM)プログラムと昭和女子大学(東京都世田谷区/学長:小原奈津子)は、このほど連携することに合意し、新たなプログラム「3+1」を開始することになりました。このプログラムは、昭和女子大学学部学生が3年間で早期卒業した後、1年間でTUJのMiMプログラムを修了し、合計4年間で学士号と修士号を取得するというもので、2022年度に入学した昭和女子大学の全学科の学生を対象にしています。

テンプル大学のマネジメント修士(MiM)プログラムは、2020年にジャパンキャンパスと米国フィラデルフィア本校で同時に開始されました。このプログラムは、ビジネス社会で即戦力として活躍するためのスキルを1年間で身につけることを目的としており、大学学部課程で何の分野を専攻していたかは問いません。学部課程で養った批判的・分析的思考力を基盤に、ビジネスに必要な知識とスキルを学び、卒業後の市場性を高めます。プログラム終盤には、企業でのインターンシップを通して実際のビジネスの場を体験できるよう設計されています。

MiMは、テンプル大学フォックスビジネススクールの中の一つのプログラムで、国際的なビジネススクール認証機関の中で最も歴史が長く権威がある「AACSB International-Association to Advance Collegiate Schools of Business」の認証を受けています。

TUJ国際ビジネスプログラム担当副学部長のウィリアムJ.スウィントンは、「この連携を通じて、昭和女子大学の学生にビジネス教育を提供し、アメリカの大学院の修士号を取得するための一貫教育を提供することができます。昭和女子大学の学生は、世界各地から集うビジネスプロフェッショナルを目指す他の学生と机を並べて学び、会計、マーケティング、データ分析、財務、情報技術、人材管理を1年間で習得することができます」と述べています。

2019年にTUJが世田谷区三軒茶屋に移転して以来、両大学は活動や課外活動など様々な形で交流しています。お互いのキャンパスで学び、単位を取得する交換留学制度もそのひとつです。立地が近いというメリットを活かして、両大学の学生、教職員は様々な文化活動に取り組んでいます。