アマゾン テンプル大、初のインターンシップ 米フィラデルフィアから東京へ 2ヶ月間「リアルな」就業体験

今夏初の試みとなる「アマゾン テンプル大インターンシップ・プログラム」を通して、米国テンプル大学(ペンシルベニア州フィラデルフィア/総長リチャード・イングラート)の学生が、アマゾンジャパン(東京都目黒区/社長 ジャスパー・チャン)にて、5月27日から7月31日まで、10週間の就業体験を終えました。同プログラム第一号の夏季インターン生、ニャット・ クアン ・トランさんはベトナム出身で、同大米国本校科学技術学部コンピューターサイエンス専攻の3年生。「最先端のビジネスプロジェクトに参加させてもらって多くを学び、来日前より日本のことをもっと好きになりました」と感想を語っています。本プログラムは、同大の日本校であるテンプル大学ジャパンキャンパス (東京都港区/学長ブルース・ストロナク/TUJ)を短期留学のホスト拠点として、日本語入門クラスを履修しながら同社で単位取得対象となるインターンシップを経験するものです。

ベン・リー氏(左)、トランさん(中央)、ピエール・エノー氏(右)
Alexa APAC 開発チームの会議風景

トランさんが配属されたのは、同社が進めるクラウドベースの音声サービスAlexaのAPAC(アジア環太平洋地域)開発チームで、14人のスタッフの国籍は米国、ベルギー、デンマーク、英国、中国、日本など11カ国。日本、オーストラリア、ニュージーランドのユーザー向け機能の新規開発という使命を担うチームの一員として貴重な就業経験を積みました。米国で学ぶベトナム出身のトランさんにとっては、このように多様性に富んだチームとともに、国際都市東京のビジネスの現場で自身の専門性を試す大いなるチャレンジの機会でした。

「当社のインターンシップは日本のオペレーションにおいても、グローバルの選考基準で採用しています。英語はもとより、コンピューターサイエンスの知識、リーダーシップや課題解決志向など、高度なスキルが求められます。(トランさんは)チームの一員としてよくやってくれました」とスーパーバイザーのAlexa APACマネージャー ベン・リー氏は強調しています。Alexaの会話内容の質的向上をめざすプロジェクトの課題は、「日本では漢字、平仮名、カタカナの識別などが挙げられます」とインターンメンターのピエール・エノー氏が指摘しました。エンジニアのチーム全体では女性が3分の1を占め、社内全体では約50カ国出身のスタッフが集う多様なグローバル環境。トランさんは「サプライズはありませんでした。でも、こんなに素晴らしい経験ができるとは思っていなかった。“本物の”プロジェクトで、お客様が実際に使う機能開発ができるなんて・・・」と目を輝かせていました。

アマゾンジャパン社長 ジャスパー・チャン氏(右)とトランさん

また、6月2日開催のTUJ卒業式でアマゾンジャパン社長ジャスパー・チャン氏は基調講演の会場で、日本校の卒業生をお祝いに駆けつけたインターンのトランさんと対面し、激励しました。

テンプル大学ジャパンキャンパス学長 ブルース・ストロナクのコメント。
「初回のアマゾン-テンプル大インターンシップがこのように素晴らしいものとなったことを大変嬉しく思い、今後の更なる発展に期待しています。真のグローバル企業と真のグローバル大学の未来志向の連携で、とりわけTUJにとっては三軒茶屋の新校舎への移転という節目にあたり大いに喜ばしいことです」。

TUJの就職部ではキャリア教育の一環として、長期インターンシップを軸とした単位取得可能、または単位取得対象とならないプログラムも含め、100を超える企業、団体、国際機関、NPO・NGOなどとの提携で毎年のべ200人以上の学生インターンをサポートしています。