テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、リーダー育成に特化した修了証書プログラム「リーダーシップ・スキル・トレーニング」を2015年秋学期から生涯教育プログラムに新設します。この修了証書プログラムは、様々な専門分野における組織やコミュニティ(営利・非営利を問わず)でリーダーに必要なスキルを養いたいと考える受講生のために作られました。

生涯教育プログラム・ディレクターのユヘニア・A・メドラノは、「受講生のなかには、新しいアイデアを生み出し組織の改善を実施する権限を持つポジションに就いている方もいます。その一方で、自身の統率力に気づいていない、あるいはリーダーシップを発揮することに自信がない、さらには、その発揮の仕方が分からないといった受講生もいます。少しでもそういった受講生のお役に立てればと考え、この修了証書プログラムを開発しました。」と話しています。メドラノは受講生の生来のリーダーとしての素質を信じ、彼らのような「リーダーの存在が世界をより良い場所にする」と熱く語ります。

修了証書プログラム「リーダーシップ・スキル・トレーニング」は、必修4コースと選択コース(セミナー・ワークショップ)で構成されています。受講希望者は、2015年8月17日(月)まで15%の早割での申し込みが可能です。

より詳しいプログラム開設の経緯については、下記ディレクター・インタービューをご覧ください。

写真:生涯教育プログラム ディレクター ユヘニア・A・メドラノ
生涯教育プログラム ディレクター
ユヘニア・A・メドラノ

修了証書プログラム新設の目的は?

生涯教育プログラムの受講生は、ビジネス、法律、人事、広報・マーケティング、教育、NGOなど様々な専門分野で働き、キャリアアップに必要なスキルや知識を身につけに学びに来ています。受講生のなかには、新しいアイデアを生み出し、組織の改善を実施する権限を持つポジションに就いている方もいます。その一方で、自身の統率力に気づいていない、あるいはリーダーシップを発揮することに自信がない、さらには、その発揮の仕方が分からないといった受講生もいます。また、文化的背景からリーダーになる立場にはなく、他に従いサポートするのが役割だと信じている方もいます。少しでもそういった受講生のお役に立てればと考え、この修了証書プログラムを開発しました。

やる気ある受講生の可能性を間近で見出していくなかで、彼らが自身のリーダーとしての特性を開拓し育成するためには、この修了証書プログラムの講座やワークショップの受講を通して、以下の2つが必要だと考えました:

  1. 意識改革 — 彼ら自身もリーダーになれることを確信させる
  2. 具体的なノウハウの提供

彼らのような受講生は、組織やコミュニティで周りの人々を力付け、改善に向けて動かせる能力を持つ人材だと感じています。そう考えると、この修了証書プログラムはビジネス界だけでなく、コミュニティや非営利の組織で力を発揮したい方にも最適です。

この修了証書プログラムを通して受講生になにを学んで欲しいですか?

このプログラムを修了することで、組織やコミュニティで効果的なリーダーになるために必要な自信とスキル、知識を得られるはずです。ものごとの正否を明確に理解し、より良い問題解決、そして、より良い意思決定をできるようになってもらいたい。そして、正しく行動すればより良い変化を起こせるという状況を見分ける力を身につけて欲しい。ある特定の価値観や概念が、なぜ自分たちの組織や社会にとって重要なのかを周りの人々が明確に理解できるように助け、良いコミュニケーターになってくれることを望んでいます。このプログラムの受講者が、人々を導き、力付け、鼓舞するためのスキルを養い、組織やコミュニティで、革新的、創造的、実際的、そして、有能なリーダーになることを心から願っています。