写真:調印式で。両大学の教職員たち

テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ/東京都港区)は東洋大学国際地域学部(東京都文京区)と2014年4月、学術交流連携の覚書と単位互換に関する協定を締結しました。

これにより、双方の学生が相手方の授業を履修し単位取得することが可能になり、日米大学それぞれの利点を活かした更なる学生交流の機会が創出されることとなります。

東洋大国際地域学部は、2012年には文部科学省の「グローバル人材育成推進事業」の採択を受けており、今回のTUJとの学生交流を「国内留学」と位置付けています。交換留学を終えた同学部生の英語のブラッシュアップやこれから留学する学生の準備等に役立てます。東洋大同学部の藤井敏信学部長は、「願ったりかなったり。海外にどう羽ばたいていくか、必要なのは異文化とどう繋がっていくか。東洋大の中ではなかなかない環境で、TUJのインタラクティブな授業スタイルの中、学生が自身の力を確かめ、強化する機会としたい」とコメントしています。

写真:東洋大での調印式で。右:藤井敏信 東洋大国際地域学部長、左:ブルース・ストロナク TUJ学長
東洋大での調印式で。右:藤井敏信 東洋大国際地域学部長、左:ブルース・ストロナク TUJ学長

TUJでは5月26日開始の夏学期より、アメリカ、イギリスなど英語圏での交換留学から帰国したばかりの9名の東洋大生を迎え入れ、TUJからは秋学期より東洋大への学生派遣が始まる予定です。

今後は、学生交流のほか、教職員交流、共同研究・出版、学術素材・情報交換、文化活動やカンファレンス・学術プログラムの共同開催などの連携事業の推進も協議される予定です。

写真:TUJでのオリエンテーションにて。今夏学期から履修開始の東洋大生も参加した「単位互換プログラム・オリエンテーション」
TUJでのオリエンテーションにて。今夏学期から履修開始の東洋大生も参加した「単位互換プログラム・オリエンテーション」