テンプル大学ロースクール学長中国政府より友好賞 受賞

平成14年10月9日

テンプル大学(米国ペンシルベニア州、フィラデルフィア)のビアズリー・ロースクール学長であるロバート・J・ラインシュタインが、中国政府より2002年度の中国友好賞を受賞しました。

中国においてこの友好賞は最も名誉ある賞であり、優れた外国の学者、専門家、教育者、ワールドリーダーなどに対して授与されるものです。毎年数名の受賞者が選出され、10月1日の建国記念日前日に開催される特別式典において、中国政府主席から各々に授与が行われました。

ラインシュタイン学長はアメリカの法学関係の教育者としては初めての受賞で、中国の法学におけるテンプル大学ビアズリー・ロースクールの貢献が今回の受賞の対象となったものです。テンプル大学総長デヴィッド・アダマニーは今回の受賞について、「テンプル大学のロープログラムが中国政府に認められ、今回の受賞となったことは非常に喜ばしいことです。テンプルが中国の最高裁や各省庁とともに、公正な法務制度を推進するため、裁判官や弁護士および法務関係者の教育に重大な役割を果たしていることを誇りに思います。」と語っています。

1999年に中国政府の要請によって、テンプル大学ロースクールは中国の歴史上初めて、唯一の海外法学学位取得プログラムを開始しました。法学修士プログラムでは、中国の裁判官、政府高官、法学教授、学生や個人弁護士等に米国法と国際法を教授しています。この2年間のプログラムでは、これまでに65人が卒業し、2003年8月現在44人が学んでいます。

テンプル大学は法学修士プログラムに加えて、中国の裁判官に対する別個の教育プログラムも開講しています。また、中国の法学教授や政府関係者と共同で、財産法における新法案や法務倫理、世界貿易機構の規制受諾等に関するコンファレンスの開催やワークグループのサポートも積極的に行っています。

中国におけるテンプル大学の教育プログラムは、北京の精華大学、人民最高裁、国立法科大学、ブリンガム・ヤング大学等とのパートナシップのもとに実施され、米国国際開発庁とスター財団(AIGの慈善財団)からの基金を受けるほか、ルース財団、トレース財団、GM、デュポン、マイクロソフト、ユナイテッド航空などの各種団体や企業からの支援を受けています。

テンプル大学ビアズリー・ロースクールでは、法学博士(J.D.)プログラム、J.D.とMBAをあわせたプログラム、各種法学修士(LL.M.)プログラムなどがあります。また、フィラデルフィアにある本校の他、海外教育の一環として東京、ローマ、アテネ、テルアビブでも開講しています。