国際関係学科(専攻)

様々な国の学生同士が経験と情報を共有。議論を通じて国際関係を学びます。

国際関係学科は政治学、地理学、経済学、そして史学などにおよぶ学際的かつ総合的な専攻学科です。授業は国際協力と紛争、貧困と発展、戦争の性質と原因、民族主義と社会変化にまでおよび、特にアジアや世界における日本に焦点をあて、さらには東アジアやアメリカなどの地域についても学びます。また、ほとんどの学生が東アジアの言語を学習します。インターンシップが必修であるため、企業やその他の団体、組織で実際の仕事を体験することになります。

ジェームズ・ブラウン上級准教授の顔写真

ジェームズ・ブラウン

James D.J. Brown

国際関係学科アドバイザー 兼 コーディネーター

政治学上級准教授

国々の相互関係を学ぶ一方で、異文化の相互関係をも同時に学ぶのが国際関係学科です。本学科は基本的には政治学に根差しますが、今日の世界の複雑さを理解するために、史学、地理学、社会学を総合的に学んでいきます。TUJは国際関係学を学ぶには理想的な環境です。様々な国の学生が集まったクラスでは、多様な文化におけるそれぞれの経験や情報を共有でき、幅広く、極めて価値ある議論の交換ができます。その他にTUJで国際関係を学ぶ上で特筆すべき点は、実社会で活躍している人々との交流の機会が多くあることです。TUJの位置する東京港区には主要な各国大使館が集まり、TUJは、政府関係者や官僚、シンクタンク等との親交も深いため、大使館を訪問したり、大使館職員をスピーカーとしてクラスに招聘できます。

国際関係学科では、特にグローバル展開する組織への就職が目指せるようにカリキュラムが組まれています。グローバルシステム全体への幅広い知識と、東アジア地域についての深い理解を合わせて身につけた学生は、アジアにおける国際企業だけでなく、政府機関や非政府多国籍団体などが関心を寄せる人材です。また、本学科の上級コースでは、自由研究と現代における政治的論争の集中討議に重点を置いており、大学院に進学し国際政治分野での研究を目指す学生にとっても理想的な内容です。

在学生へのインタビュー

卒業生の声

茂田愛子さんの顔写真

茂田 愛子

Aiko Shigeta

インターンシップ:国際難民支援会(2015年夏学期) / IBM(2015年秋学期)

就職先:ヤマトロジスティクス

コロンビアインターナショナルスクール(埼玉県)卒業後、TUJの学部課程に入学。

「楽しく勉強したい」というのが進学先を検討していた際の譲れない要素でした。TUJでは、クラスやインターンシップだけでなく、様々なアクティビティが豊富で、キャンパス外でも人との出会いや経験を豊かにしてくれる機会が沢山提供されていました。15才までほぼ海外で教育を受けてきましたが、ここまで多様性があるのはTUJが初めてです。世界をギュッと集め、キャンパスに詰め込んだ印象です。キャンパスは小さいけれど、友達が作りやすく教員との距離も近いというメリットがあります。

専攻はいくつか迷った後、国際関係学に決めました。クラスではディスカッションがヒートアップすることもあり、多様な背景を持つ学生同士の意見の対立を実際に聴き自分も参加することで、広く深く学び、視野が広がったと思います。様々な政治や宗教的背景を知り、グローバルに進化し続ける社会を渡っていく際の判断材料として、実用的な教養を身につけることができたという実感があります。将来は、自分が成長する機会を与えてくれた人への感謝を忘れず、社会から必要とされるグローバルな人材になりたいと思っています。

小宮山奈波さんの顔写真

小宮山 奈波

Nanami Komiyama

インターンシップ:米国大使館

就職先:東芝

佐久長聖高等学校(長野県)卒業後、アカデミック・イングリッシュ・プログラムを経て学部課程に入学。米国本校留学:2012年秋学期~2013年春学期

高校生の時の留学経験から米国大学へ進学したいと思う反面、英語力や外国で生活することへの不安がありました。相談した米国人の友人から紹介され半信半疑でオープンキャンパスに参加しましたが、TUJの実績や教育内容に納得し、入学を決めました。TUJには国籍や背景が全く違う人が集まっており、一人ひとりが違うことが前提で、互いを尊重し合える類まれな環境がありました。専攻した国際関係学科では、経済学、アジア研究学、政治学など幅広い分野を学び知識を身につけたことで、初対面の方とでも、どんな話題にも臆せずに会話ができるようになったと思います。

将来は、就職先でビジネスや技術の力で人々の生活をより良く改善することに貢献し、信頼される存在になりたいと思っています。TUJでは、目の前にあることを成し遂げることを大切にし、眠い目をこすりながら課題をこなすうち、いつの間にか卒業に辿り着いた印象です。くじけずにここまで頑張れたのは、私を応援してくれる人達がいたからということを忘れません。

丸山詩織さんの顔写真

丸山 詩織

Shiori Maruyama

就職先:株式会社オプト

大阪府立槻の木高等学校卒業後、ハワイのKapiolani Community College入学、準学士号を取得し卒業後、学部課程へ編入。

TUJは何よりもキャンパスの立地が気にいっています。交通のアクセスが良く、就職活動の時も放課後に麻布界隈で友人と遊ぶ時も便利でした。米国本土の大学への編入も念頭に入れつつ、TUJで卒業することも始めから視野に入れていたので、単位を一つも無駄にすることなくTUJに編入できました。国際関係学科を選んだ理由は、留学中に米国大統領選があり、日本の選挙運動との大きな違いにショックを受け政治に興味を持ったことがきっかけです。国の違いは、人種や言語だけでなく政治のシステムから人々の考え方まですべてに影響があるということにあらためて気付き、もっと深く学びたいと思ったからです。

就職活動は、自由な社風のIT業界に絞って進め、今の就職先に決りました。海外で様々な制約や経済的事情で身動きがとれない人達を見てきました。将来、やりたいこと住みたい場所を選べる立場になれるよう、今は自分の基盤をしっかり構築できるようがんばりたいです。

カリキュラム例

  • 外国政府と政治
  • 国際政治論

以下より選択

  • マクロ経済原理・ミクロ経済原理
  • 世界経済問題

以下より1科目

  • 世界都市学
  • 現代世界史

史学関連分野より1科目

  • 平和/紛争/社会変化
  • 1945年以降の世界経済
  • アメリカのグローバリズム向上
  • 超大国アメリカ

政治学関連分野より2科目

  • アメリカ政治システム
  • 世界経済における政治
  • 冷戦後の防衛
  • エネルギーにおける国際政策
  • 政治哲学入門
  • 公共政策分析 など

学際関連分野より2科目

  • 国際貿易
  • 国際財政経済学
  • 東アジア入門:日本
  • 東アジア入門:中国
  • 現代日本

東アジア地域関連分野より3科目

  • 日本の国際関係
  • 世界秩序の変化における日本
  • 東アジアとアメリカ
  • ベトナム戦争
  • 日本文化
  • 東西美術史
  • 日本におけるイデオロギーと社会変化

アメリカ・アジア以外の地域関連分野より2科目

  • ユーラシア政策
  • 中東政策
  • 冷戦後の防衛
  • 現代の欧州政策
  • 政治哲学入門

東アジア言語分野より1科目

  • 中国語中級II
  • 日本語中級II
  • 韓国語中級II