Van Nguyen(アート学科専攻)

ベトナム

Van Nguyen(アート学科専攻)

自己紹介をお願いします

こんにちは、私の名前はVanといいます。ベトナム出身です。TUJのアート学科で学んでいます。

本校からTUJに編入されたのですか?

自分の国(ベトナム)から直接来ました。

フィラデルフィア本校で勉強する予定はありますか?

それは確実に視野に入っています。今学期は私にとって最初の学期なので、ここで勉強している間にいろいろなことが起こり得るでしょうから。

これまでの生活を通して、日本についてどう思いますか?

日本の人たちはとても親切で、いろいろと助けてもらっています。最初に到着した時、私は地下鉄や交通手段について、こちらの事情がほとんどわかっていませんでした。しかし、私が外国人だとわかると、英語で話かけてくれる人さえいました。

来日前に日本語の勉強はしましたか?

はい、ベトナムにいたころから勉強していました。日常会話程度であれば日本語で話すことができます。

日本語の学習がが日本に留学しようと思った理由でもあるのですか?

実は日本を訪れてみたいという理由から、日本語の勉強をはじめました。

では、なぜ日本に来たいと思ったのですか?

ファッション業界で働くか、イラストレーターとしてアート関係の仕事に携わりたいという思いがあります。ご存知の通り、東京はアジアで有数のファッション都市です。日本のスタイルはニューヨーク、フランス、あるいはイタリアのスタイルと全く異なっています。日本人にとって、ファッションとは、どのブランドを身につけているかではなく、むしろそれらを着こなし、着こなしによって自分の個性を表現することです。私はこのような考え方に非常に鼓舞されました。そして、日本のファッション文化についてより深く学ぶことが、ここに来たかった理由です。

卒業後は日本に滞在する予定ですか?

ほかの学校への入学も将来的な視野に入れています。ファッションデザイナーになりたいので、日本のほうが私が希望するキャリアを育んでいく機会は多くなると思います。可能であれば、ぜひ、ここでやってみたいですね。

どのようにTUJを知りましたか?

高校を卒業した後、本当は日本に行きたいのだけど語学力が十分ではないことを、半ば愚痴るように友人に話していました。ベトナムでは英語を学ぶことのほうが人気で、私にとって日本語はどちらかというとマイナーな教科でした。日本語はただ勉強してみたかっただけなので、日本の大学に入学するには不十分でした。しかし、ある日、友人が私にぴったりの、しかもアート学科がある大学を見つけてきたと言うのです。それを聞いて、さらに情報を探して、出願して、そして、今私はここにいます!

近年、日本とベトナムのビジネスや団体・組織において、業務提携や相互利益を生み出す流れが頻発に発生しているようですね

ええ、実際、私もベトナムにいた頃は日本の交流プログラムに参加していました。よさこい踊りを知っていますか?よさこい踊りは東京の南東に位置する四国 高知県の伝統的な踊りなんですが、この踊りはベトナムでもとても人気があるんです。私がよさこいの踊り子になってからもうすぐ四年が経ちますが、それが日本に来たかった理由の一つでもあります。今年は日本人のチームに参加し、夏には原宿で踊りを披露する予定です。

そのダンスチームとはどのように関わっていったのですか?

これは日本とベトナムの文化交流プログラムの一環でした。日本政府は、日本センターでボランティアに従事している人々に踊りを教えるため、数名の踊り子をベトナムに派遣しました。そこで踊りを学んだ人々がさらに他の人に踊りを教えて自分たちのグループを作るようになりました。今ではたくさんのグループがあります。私は2011年から踊っていますが、この活動を知ったのは、まったくの偶然でした。友達が一緒に祭りに行こうと誘ってくれて、そこで生まれて初めてよさこいを知ったのです。その空間にはエネルギーが満ち溢れていて、踊り子のみなさんがこれでもかというほどの満面の笑みを浮かべていました。私はそれを見ているだけで、ただ幸福な気持ちになりした。それで私もやってみようと決意したのです。

ここでの暮らしや大学生活でどこが一番気に入っていますか?

私は日本にいながらアメリカの大学で学んでいます。したがって、ここにいる時は英語を話し、キャンパス外と職場 (パートタイムで働いています) では日本語を使って会話をします。面白い状況ですよね!また、さっきも言いましたが、日本の人たちはとても親切で、すべてが自動化され、すごく便利になっています。とても安全ですし快適に生活できます。

TUJのアートプログラムの印象を教えてください

とても気に入っています。教授の方々はとても親切でいろいろと助けてくれます。スタジオクラスがたくさんあり、セオリーを学ぶクラスやレクチャースタイルの講義はあまり多くありません。ここでは学生が実際に手を動かしながら学ぶことができます。質問や何か問題がある時は教授がいつも傍にいて助けてくれます。また、スキルを上達できるように、適切な評論の方法も学びます。

新入生に何かアドバイスがあれば教えてください

挑戦し続けて、新しいことを試みることを恐れないで。まだ若いし時間もたくさんあります。でも、無駄使いだけはしないように!