写真:アート学科の学生達と渡部上級准教授
写真:アート学科の学生達と渡部上級准教授
アート学科の学生達と渡部上級准教授

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長ブルース・ストロナク)のアート学科1年生がデザインのクラスで取り組んでいる課題研究をテーマとした特別企画展『必要とされるデザイン』が、4月14日より港区エコプラザで開催されます。コミュニティーで「必要とされているもの」を自ら探し、問題解決策をデザインとして提示していく実習で、国際的な視点から、若い世代が考える、環境とデザインについての提案を発信します。

本展覧会の元となる課題研究「必要とされるデザイン」を授業の一貫として指導するTUJアート学科渡部真也・上級准教授は、「1年生には、まずは、環境への配慮、資源を無駄にしないなど、デザインを作る側の社会的責任の基本を理解してもらいたい。その上で、コミュニティーのため、広くデザインを本当に必要とする人たちのため、デザイナー自身が、どのような行動をおこしていけばいいのかを、学生たちに問いかけていく課題研究です。」と語っています。

開催概要

展示名:
特別展「必要とされるデザイン」~テンプル大学アートクラスによるコミュニティーのためのデザイン
(※展示の主な言語は英語)
会期:
4月14日(月)~5月31日(土)
展示時間:
09:30~20:00
入場料:
無料
場所:
港区立エコプラザ(港区浜松町1-13-1)(アクセス
主催:
港区立エコプラザ(お問い合わせ先:03-5404-7764)
共催:
テンプル大学ジャパンキャンパス

主催者メッセージ

開催経緯は、港区に立地するTUJのアート学生が、環境に関わるテーマの活動成果をエコプラザにて発表することにより、日本と海外、学生と住民や在勤者など様々な立場の方々が交流し、身近な生活の中にて国境のない環境に対する理解を深められ、大きな視座にいたる学びや活動への誘い・導入の機会を提供していくことを目標としています。

本展示会により、国際色豊かな学生達が創り上げた作品を通して、アート、身近な暮らしの中から環境について興味を持ち、世界で展開されている環境活動、世界で継承されている環境文化、地球規模で起きている環境問題に向ける機会となれば幸いです。”

テンプル大学ジャパンキャンパス・アート学科

テンプル大学ジャパンキャンパスは、日本の文部科学省から外国大学の日本校として指定を受けたアメリカの州立総合大学日本校です。アート学科では、国際的に高い評価を受けている、「Tyler School of Art(テンプル大学芸術学部)」のカリキュラムにのっとり、アートを理解する知識と、プロとしての芸術的センスやスキルを養成。授業内容は、デザイン、ドローイング、ペインティング、立体デザイン、デジタル写真、版画、モーショングラフィックス、美術史など、多岐にわたります。