テンプル大学ジャパンキャンパスの学部課程では、下は10代から上は60代まで幅広い年齢層の学生が学んでおり、50カ国以上という国籍だけでなく、年齢においても多様性に富んだキャンパスとなっています。2013年秋学期、25歳以上のいわゆる社会人学生は学部生の28%(180人、短期留学生を除く)を占めており、日本の大学の平均である2%(OECD教育データベース/2009年(PDF))に比べ、かなり高い比率となっています。

国籍のみならず年齢・社会経験的にも多様な学生が在籍することは、特にディスカッション型のクラスや学生同士のグループワークで効果的な環境を生み出します。こうした参加型授業を特徴とする米国大学では、社会人学生の存在意義は大きく、テンプルジャパンも例外ではありません。また、社会人自身にとっても、大学での「学び直し」はその後のキャリアや人生の糧となり、さらに大きな形で社会へ還元されることになります。

テンプルジャパンの学部課程では、実際にどのような日本人の社会人が学んでいるのか、現在在籍中・近年卒業の4人の方に、入学までの経緯や今後のプランを聞きましたのでご紹介いたします。

なお、テンプルジャパンが擁する3つの大学院課程(教育学修士・博士課程、エグゼクティブMBA、ロースクール)は、いずれも現職の社会人学生を対象としており、それぞれ英語教員、企業の管理職、法務関係者などに対して質の高い専門教育を提供しています。また、生涯教育プログラムでは、個人のビジネス・スキルアップを主目的とした200以上のコースを開講。規定のコースを修了すれば、学位ではないものの学びの証として通用する修了証書(サーティフィケート)を取得できます。提携企業の従業員向け授業料割引プログラムなども用意し、社会人の学び直しニーズに積極的に対応しています。