セラジーン・ロシート:
NGOマネジメントのスペシャリストに聞く

「NGOマネジメント」は、幅広い職種と様々な文化を持つ学生が共に取得を目指す修了証書プログラムの一つです。その知識やスキルの習得だけではなく、新しい発見や人生を変えるキッカケを講座を通じて経験する学生も少なくありません。講師のインタビューを通じて、NGOマネジメントの分野を探求してみましょう。

先生の経験について詳しく教えてください

2005年以降、プロジェクト開発や研修プログラムを支援するコンサルタントとして独立した道を歩んできました。これまでJICAや財団法人国際開発高等教育機構(FASID)をはじめとする数多くの団体に携わったほか、テンプル大学ジャパンキャンパスのNGOマネジメントのような講座も提供してきました。それ以前は、アメリカのNGO団体の東京オフィスに勤務していたこともあります。大学院時代はニューヨークでアジアの人権問題について研究していました。6年間ほど東京YMCAで勤務していたこともあります。2011年3月以降は、アジアへの慈善活動をサポートしているGive2Asiaで東北の方々へ向けた助成金の分配やマネジメントに取り組んでいます。主な職務は、復興プロジェクトを選抜し、参加者グループの面談、計画の見直しや助成金申請書の準備をアドバイスすることです。最近は、必要書類の翻訳業務も手伝っています。

担当する講座について詳しく聞かせてください

NGOマネジメントに関連する以下のような講座を担当しています。実際の現場で必要とされる人材育成を目指し、十分な知識とスキルの習得の場を提供したいと考えています。

  • 日本国内の社会問題に対するNGOの取り組み
  • グローバルな問題とそれに対する国際NGOの取り組み
  • NGOの役割と機能
  • NGOの管理と問題
  • 社会変革のためのコミュニティ組織
  • 助成金申請のコツ:効果的な提案書とは
  • NGOにおける実用的ファンドレイジングのすすめ
  • 災害マネジメントとNGOの役割
  • ボランティア・マネジメント

先生の講座を修了した受講生のサクセス・ストーリーがあれば聞かせてください

もちろん!少なくとも、4名の生徒が公益財団法人オイスカやセカンドハーベスト、ピースボートで働く機会を掴みました。大学院へ進学して国際開発や平和研究、国際教育などを学ぶ学生もいますし、ボランティアとして地域のNGO活動に取り組む学生もいます。また、自身の勤務する会社でCSR(企業の社会的責任)を担う学生や企業内のボランティア委員会の一員として活動する学生もいます。そして、多くの学生たちが東北地方の復興支援のために積極的に活動しています。

どのような方が先生のコースを受講していますか。

さまざまな職業や人生経験を持つ学生が共に学んでいます。金融、研究者、事務職、大学教授、退職者、NGOスタッフやボランティア、どのような分野であろうと学生全員が「何かを始めなければ」という強い気持ちを持って参加しています。

ご存知でしたか?

TUJ生涯教育プログラムでは、毎学期講師やコースについてのアンケートを実施しています。セラジーン・ロシート講師は、NGOマネジメントに関する理論と実際のコンサルタントとしての経験を絶妙なバランスで授業アプローチに組み合わせており、学生から高い評価を得ています。さまざまな職業や人生経験を持つ学生が共に学び、刺激し合える環境も講座の人気理由の1つです。