ベティ・ケイツ:
英語教育と「おもてなし」のスペシャリストに聞く

ツーリズム・ホスピタリティ業界に興味を持っているけれど、英語で顧客のニーズに対応する自信がないと感じていませんか。開催が近づく2020年東京オリンピックまでに、しっかりと準備をしておく必要があります。「特定の目的のための英語」カテゴリーの講座を担当する講師の1人にインタビューしました。英語教育と「おもてなし」の世界を探求しましょう。

先生の経験について詳しく教えてください

オーストラリアのダーウィン出身ですが、シンガポールとロンドンで幼少期を送りました。ブリスベンの大学で現代アジア研究における学士号を取得後、台北に渡り教師として20代を過ごしました。それからサービス業に転身して、ロンドンでチャンネル4のアトラクションビルにあるケータリング会社(ブライアン・スミス)の接客責任者を務めました。ブリスベンでTESOL修士課程に在籍中、シェラトン・ホテルの様々な部門で経験を積みました。1999年に来日し、私立高校や英会話学校、国際カレッジで教鞭を執り、2014年からテンプル大学ジャパンキャンパスで講師を務めています。

21年以上にわたり教師生活を続けてきて、今では他の職業に就くことなど想像できません。教えることは、私の人生において情熱を注ぐ対象の1つであり、とてもやりがいがあるものです。

担当する講座について詳しく聞かせてください

現在、テンプル大学ジャパンキャンパスで4つの講座を担当しています。そのうち3つは、初級と中級基礎を対象とする一般英語コースです。4つ目の講座は、中級基礎レベルを対象とした学生へ向けた英語で学ぶツーリズム・ホスピタリティです。

一般英語コースは、業務上必要で英語力を向上させたいという学生や、昇進・転職目的の学生に役立つ授業です。また、海外留学などアカデミックな目的で学習する学生や、旅行を最大限に楽しむことを目標にする学生、交友関係を広げたいという考えで参加する学生もいます。英語で学ぶツーリズム・ホスピタリティは、旅行に興味を持つ学生や、この分野における英語力の向上を図りたいという学生、またはすでにこの業界に従事する(または転職予定の)学生に最適です。

先生の講座を修了した受講生のサクセス・ストーリーがあれば聞かせてください

授業を通じて目標としていた学習成果を得られたことや、英語に対する自信がついたと学生から報告を受けました。また、新しい出会いや単独旅行への意欲につながったと聞きました。

イギリスやオーストラリアへ留学した学生や語学力の向上で昇進の機会を得た学生、英語が必要となる多国籍企業へ転職する自信がついた学生もいます。

旅館の経営者やツーリズム業界に従事する学生は、英語で学ぶツーリズム・ホスピタリティの授業を通じて、物怖じせず宿泊客の対応が出来るようになり、増加傾向にある外国人訪問者を東京で迎える準備を整えています。

どのような方が先生のコースを受講していますか。

大学生、会社員、主婦、退職者、経営者と様々な経歴を持つ学生たちが集まります。年齢層も幅広く、国籍も様々です。それぞれ英語学習に対して、多種多様な動機を持って参加しています。そして、独特な魅力ある考えを持ち、何らかの形で視野を広げたいと思っています。

ご存知でしたか?

完全菜食主義のベティ・ケイツ講師は、旅行と多文化について学ぶことが大好きです。幸運にも、これまで27カ国を訪れた経験があります。