学長室だより

夏を迎えて

2009年6月15日

6月7日(日)に卒業式が終わりました。夏学期も中盤に差しかかり、関東も梅雨入りしたようです。もうすぐ夏がやってきます。

卒業式の週末はいろいろなイベントがありましたが、どれも成功裏に終わりました。テンプル大学本校を代表して、アン・ハート総長夫妻、ジェネラルカウンシルのジョージ・ムーア氏、科学技術学部長のハイラン・ダイ氏の一行が台湾経由で来日。まず6日(土)夜には、TUJのデベロップメント・オフィサー、ホリー・ヘルトが企画した寄付金イベントDiamonds!Diamonds!Diamonds!が、TUJを支援してくださる大勢のみなさんを迎えて華やかに行われました。(下の写真はその模様の一部です。)

翌日曜は、一大イベントの卒業式が品川プリンスホテルにて。こちらも責任者の中川をはじめ、たくさんの職員の働きのおかげで、262名の卒業生を無事送り出すことができました。

ハート総長の祝辞も米大使館ズムワルト臨時代理大使の基調講演も、もちろんすばらしい内容でしたが、いちばん感動的だったのは、やはり卒業生一人一人が壇上にあがって証書を受け取るシーンでしょう。ステージを歩くほんの十数秒の間、そこには4年間の必死の勉強と、先生の支えと、友達・家族の励ましがすべて凝縮されていました。式典に続く謝恩会では、おいしい料理を楽しみながら、みなさんが友情を確かめ合っている姿が見られました。

このDiamonds!パーティと卒業式の組み合わせは、TUJの在学生と卒業生をつなぐリンクを象徴しています。TUJの卒業生は一生涯、テンプルファミリー・TUJファミリーの一員であり、国際的なキャリアを重ねる中で世界のどこで活躍していようとも、いつも私たちとつながっていてほしいと願っています。

他校と比べ、TUJのコミュニティは小規模です。教職員、学生とその家族、卒業生から成るこの小さい共同体は、しかし、他の学校よりも多様性に満ちています。世界の文化、民族、宗教、国境を越えた仲間たちが集っています。この「小ささ」と「多様性」のおかげで、私たちの結束は固く、力強い共同体となっているのです。卒業生のみなさん、どうかあなた方に続く後輩たちを励まし、支援してください。TUJは真に国際的な教育機関ですが、在校生と卒業生の間における「先輩・後輩」の関係に、日本におけるルーツが表れているといえるでしょう。

卒業式の週末を通して、私はTUJをとても誇らしく思いました。でもそれは、パーティや式典といったイベントが成功したからではなく、この1年間に我々が成し遂げたことに対する誇りです。教員、職員、そして学生のみなさんは一致協力して、経済危機や新型インフルエンザによるパニックなど外的な課題に対処してきました。こうした問題にへこたれることなく、かえって士気をあげて果敢に立ち向かいました。来る年はもっとたくさんの課題が待っているでしょう。それらをバネに、私たちはさらに強くなるのです。

とはいえ、季節は夏。温度も湿度も上がるこの季節は、リラックスが必要な時期でもあります。勉強も仕事も引き続きがんばってほしいですが、同時に夏をエンジョイするのも忘れないように。ツーリングでもゴルフでもビーチでも、あるいは枝豆にビール、スイカでも。自分へのご褒美、十分楽しんでください。