学長室だより

ホリデー・シーズンを迎えて

2008年12月10日

世の中はホリデーシーズン間近。テンプルジャパンの学生や教職員も、それぞれの国に里帰りの季節です。彼らのホリデーの呼び名のなんと多彩なことか。ニューイヤー、クリスマス、お正月、ハヌカ(ユダヤ教のお祭り)、クワンザ(アフリカン・アメリカンの収穫祭)、ムハラム(イスラム暦の新年)…。名称はどうあれ、冬の休暇は休養と充電の期間でしょう(日本の一般入試に備える諸君は最後の追い込みの期間かもしれませんが)。さて、私の休暇の予定はというと、テンプル大学ジャパンキャンパスの新しい戦略プランづくりを開始します。

未来への準備

テンプルジャパンは2006年末までの中期計画が終了したあと、具体的な戦略計画を策定していませんでした。ここ数年の目覚しい学生数の増加を受けて、今私たちは将来に向けた基本計画を新たに練り直す時に来ていると思います。その過程では、多くの根本的な問いに答えなければなりません。私たちにとって最善のアカデミック・プログラムはどうあるべきなのか?テンプルジャパンはこれから各プログラムの見直しを行い、現在のカリキュラムが本当に今求められているものなのかどうか、検証していきます。

さらに、テンプルジャパンはどこまで大きくなりたいのか?というのも大事な問いです。現在、学部・大学院合わせて1200名の学生が在籍するまでになりましたが、ここから先、どこまで規模を追求するのか?施設面はどうありたいのか?東京の真ん中というロケーションは魅力だけれども、ここではこれ以上プログラムを拡大したり、アカデミックなインフラを拡充することが難しい、という難問に正面から取り組まなければなりません。

また、将来の発展のためのビジネスプランとはどのようにあるべきなのか?教育にはコストがかかります。しかし、私たちはできる限り最高の教育を、できる限り安価に提供したい。昨今のような経済情勢下ではなおさらです。
テンプルジャパンの職員数もかなり増えました。彼らの国籍も学生と同じくらい多様です。生産性や経済効率も考えつつ、組織がもっと小さかったころと同じ、家族のような一体感のあるコミュニティを維持するにはどうしたらいいのか?

こうした問いにひとつずつ答えを出しながら、テンプルジャパンの次の中期計画を2月末までに完成させる予定です。

旧友にさよならを

2008年テンプルジャパン卒業式に出席したファーガソン氏
2008年テンプルジャパン卒業式に出席したファーガソン氏

フィラデルフィア本校のOffice of International Affairsでバイスプレジデント代行を務めてきたアデレード・ファーガソン氏が、本年末をもってテンプル大学を退職することになりました。テンプルの国際展開を統括する立場にあった彼女はテンプルジャパンと深い関係を持ち、過去21年にわたってテンプルジャパンの強力なサポーターでありました。彼女がいなくなることは私たちにとって大変さびしいことですが、第二の人生を歩み始める氏に心からお礼を言って送り出したいと思います。

みなさん、楽しいホリデーシーズンをお過ごしください。