地域貢献活動について

2011年11月現在

テンプル大学ジャパンキャンパス (TUJ) が1982年に東京に開校してから約30年。現在キャンパスを構える港区南麻布に、1996年に移転して以来15年が経ちました。2006年には同じ港区の三田にも第二キャンパスを開設しており、区内の2つの校舎には学部課程から生涯教育プログラムまで、昼夜を合わせて2,000名以上の学生が通っています。これら学生と地域のみなさまとの交流を深め、またTUJが地域の一員としてコミュニティのお役に立つことを目的として、TUJではさまざまな地域貢献活動を行っています。その柱となるのが、2006年に締結された港区との「提携事業に関する協定」です。

この協定に基づいて実施している活動を含め、主な活動を以下にご紹介いたします。60以上の国籍の学生・教職員を擁するTUJならでは、また教育学英語教授法のスペシャリストであるTUJならではの活動として、いずれもユニークな内容となっています。

小中学校の異文化体験授業にアシスタントを派遣

TUJの学生や職員が、アシスタントとして異文化体験授業に参加しています。これまでに、港区立小中学校へ、ドイツ、フランス、スイス、ロシア、ブルガリア、中国、インド、スリランカ、ネパール、韓国、セネガル、サウジアラビア、オーストラリア、ペルーなどの出身の学生・職員を派遣。民族衣装を身にまとったり、地図や写真を使って出身国を英語・日本語で紹介し、生徒の興味を引き出す授業のお手伝いをしています。

日本語適応指導員としてTUJの学生を派遣

外国人居住者が多い港区の区立小中学校で、日本語を母国語としない生徒の日本語の指導や生活適応指導を行う日本語適応指導要員。TUJでは、これまでコロンビア、ボリビア、ペルー、ブラジル、中国、イラン、バングラデッシュ、タイ、カンボジアなどの国籍を持つ小中学生の指導に、当該言語を母国語とする学生又は適格者を派遣し、先生方やご父兄から感謝の言葉をいただいています。学生達も、来日した当時の自分自身の体験に照らして、幼い同胞を親身に指導しています。

教員研修大学講座

夏休み期間中の3日間、区立小中学校の英語教員のスキルアップを図るための、TUJの講師による教員研修大学講座を開催しています。講師はすべて教育学英語教授法の修士号・博士号を持ち、英語教育の第一線で活躍している講師です。

英語による「区民大学」をキャンパスで開催

港区が成人教育の一環として開講している「区民大学」で、唯一英語による授業が2007年からTUJキャンパスで行われています。現代日本をテーマに、国際関係学、社会学の教授らに加えて学長自らもレクチャーを担当するなど、充実した内容となっています。

港区の小中学校生徒に「国内留学」の機会を提供

2006年から中学生対象、2008年からは小学校5~6年生対象の「日本でできる国内留学プログラム」を、夏休み期間中に開講しています。経験豊富な講師に加え、TUJに在学中の外国人学生がアシスタントとして授業に参加し、独自のカリキュラムによる授業で、子供さんたちに「英語を学ぶ楽しさ」を体験してもらいます。

TUJ図書館の蔵書を区立図書館で

TUJの図書館は英文書籍を中心に蔵書50,000冊以上、CDやDVDも1,500タイトル以上をそろえており、特にアメリカ研究、アジア美術史、政治科学、言語学・言語教授法関係のコレクションが充実しています。このTUJ図書館を区立小中学校の先生方に開放、また、一般区民はこのTUJ図書館の書籍を、港区立図書館を通じて借り出すことができます。

その他にもTUJの学生・教職員は港区内のこんな催しに参加しています

  • 毎年10月の「みなと区民祭り」では、会場内のボランティアスタッフとしてTUJから多数の学生や教職員が参加しています。また、子供の広場にはアート学科の学生らがブースを出展し、折り紙、輪投げなどで子供さん達と楽しく遊び交流を深めています。
  • 港南区民センターで行われる幼稚園・小学生向けの英語プログラムなどに、TUJ学生ボランティアが多数参加しています。学生達もこの低学年児童対象の異文化交流イベントをとても楽しみにしています。
  • そのほか、町内会のお祭りでおみこしを担いだり、地域の皆さんと野球の試合をしたり、思い出作りに忙しいTUJの学生達です。